太り過ぎはNGだけど、栄養不足もNG。難しい妊娠中の食生活

昔は妊娠中は2人分ともいわれ、妊娠中は沢山食べても良いと言われてきました。ところが、近年では妊婦さんの体重が増え過ぎるのはNGだと言われています。妊娠前と妊娠後の体重増加は現在の体重あるいは理想体重のいずれか軽いほうから10kgまでというのが一般的です。ところがその一方で、厚生労働省の調査では、出産時の赤ちゃんが低出生体重児として産まれる割合が増加傾向と警鐘が鳴らされています。妊娠中の食べ方、体重についてどのように考えればよいのでしょうか?

妊婦の食事と体重と栄養

まず、妊娠中の妊婦さんの体重増加に関しては、最近では産婦人科などでも厳しく指導するところが多いようです。一般には10kg程度までに抑えることを求められることが多いです。

ただし、この妊娠中の体重制限は食事量を減らして対応するというものではありません。妊娠中はむしろ、赤ちゃんの成長のために通常よりもさらに多くの栄養素が必要となります。厚労省では、この妊娠中の女性が摂取すべき栄養量を「栄養付加量」として積極的に摂取するように呼びかけています。

つまり、妊娠中はカロリーオーバーによる太り過ぎは好ましくないが、一方で沢山栄養は取らなくてはならないという一見矛盾に見える食生活を送る必要があるわけです。

 

妊婦の栄養不足と赤ちゃんの体重

妊婦が栄養不足の状況だと赤ちゃんの体重も低くなると言われています。2500g未満の低出生体重児の割合は厚生労働省調査では2013年は9.6%となっており、1995年の7.5%と比較して増加しています。この水準は食糧不足が深刻であった終戦直後の水準よりも高いそうです。

この状況はカロリー不足と言うよりも「栄養不足」が生み出している状況と言えるでしょう。

 

カロリーは抑えつつ、栄養豊富な食生活を

難しいとは思いますが、カロリーの取り過ぎは体重増加の原因となりやすいのでなるべく控えましょう。
「ジャンクフード」などは妊娠中は特に控えるべきと言えるでしょう。

一方で、妊娠中に不足しやすい葉酸、カルシウム、鉄分などは特に意識して摂取することを心がけておきましょう。特に、妊娠前~初期にかけては「葉酸」が胎児の発達に大きく影響します。これについては厚生労働省もサプリメントによる摂取を推奨するなど、かなり意識して摂取を考える必要があるようです。

参考:妊娠前から取りたい「葉酸」

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妊活マガジン編集部

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