婚活をしても結婚できない年収ギャップとは?

医学的に考えるとヒトは34歳までが妊娠適齢期といえます。しかしながら、「進む晩婚化と晩産化で知っておきたい妊娠率低下・不妊症の関係」の記事でも紹介したとおり、女性の晩婚化、晩産化が進んでいます。この晩婚化、晩産化が結果的に子供を作りにくい、また作れるタイミングが遅くなる理由といえます。近年は「婚活」という言葉もよく使われていますが、なぜ若いうちに結婚しない(できない)のか?という点を今回は考えたいと思います。

相手に求める年収と現実のギャップで結婚相手が見つからない

一つは女性が相手男性に求める理想年収と現実とのギャップが挙げられます。
結婚相手に臨む年収として2010年に明治安田生命が行った調査では、女性の68%以上は年収400万円以上を望んでいます。一方で独身男性の年収分布によると年収400万円以上の人はわずか25.1%しかいません。

また、年収600万円超を望む女性も多く、全体の33.4%はそれを望んでいます。一方独身男性で年収600万円を超えているのはわずかに5.7%です。

一般的に男性は年齢が上がるほど年収も増加します。独身男性に対する調査となると40代、50代なども含まれるわけです。こう考えた時に、年収600万円以上で私と同世代といった理想を結婚相手に求めると、極端にパートナー候補となる男性が少なくなるという所今日になります。

この経済的に理想とする収入と実際の男性分布にギャップがあるため、中々理想となる相手は見つかりません。

もっとも、女性が一概に悪いわけではありません。専業主婦の両親に育てられたという人は今の20代、30代にもかなり多いはずで、自分も自分が育った家庭と同じような家庭を築きたいという理想は決してぜいたくな夢ではないはずです。
ところが、そうした夢が高望みとなってしまっているわけです。

 

年収ギャップを埋めるにはどうすればいいのか?

じゃあ、実際にどのようにして年収ギャップを埋める必要があるのか?
これはわが国経済における構造的な問題もあります。いきなり男性側に年収を大幅にアップさせるという施策が有効なわけがありません。

 

1)共働きという選択
もちろん、将来の出産も考えればずっと働き続けるという選択肢をとれるかどうかは分かりませんが、完全に養ってもらうという感覚は現在の経済情勢を考えると難しいと言えるでしょう。
子供をつくるタイミングというものは考えつつも、子供ができるまでの間を貯金できる最良のタイミングとして考えて貯蓄に励み将来の支出増に備えるというのは良い手段だと思います。

 

2)相手の年齢を上げる
一般的に男性の年収は年齢が上がるほど高くなります。そのため、同世代ではなく10歳くらい年上くらいまでを対象にするというのは一つの選択肢として挙げられます。

 

結婚に妥協は必要なのか?

もちろん、結婚には色々な理想もあることかと思います。ただし、何らかの形での妥協点というものは必要になってくるのではないでしょうか?

2011年に内閣府が行った、結婚・家族形成に関する調査によると男性の83%、女性の90%は将来結婚したいと回答しています。また、結婚したい年齢としては平均すると28歳という結果になっています。

ところが、実際の初婚年齢は東京都の場合30歳を超えています。また、30歳~34歳の女性を見ても3人のうち1人は独身というデータもあります。

女性の出産適齢期を考えると、無為に出産時期を遅らせるのはあまり得策とは言えません。
将来結婚したい、子供が欲しいというのであれば、ある程度タイミングを考えて婚活を始める必要があるといえるでしょう。
その時、現実に存在しないような理想のパートナーを求め続けるわけにもいきません。

自分が結婚に何を求めるのか?また、そのためには何を優先的に考え、順序付けするのかをしっかりと考えるようにしましょう。

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妊活マガジン編集部

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